ある臨床心理士のココロノウチ

自分自身の自己一致をめざして、なるべく心の中を正直に、思ったことや感じたことを素直に記して行こうと思います。

#公認心理師試験を終えて

第1回公認心理師国家資格の試験が終わって今、複雑な気持ちだ。

それは、自分が合格できたかどうか気になるということもあるけれど、あまり経験もなく、勉強もあまりしてないのではないか、と思われる人たちが合格してしまうのかどうか、ということだ。

心理専門の初めての国家資格で、ペーパーテストだけで、どこまでより相応しい人を選別できるのか? それがとても気になる。

こんな風に書くと、自分は何様だ、とも思う。

でもやはり思うのだ。自分は自分なりに、すごくすごく勉強して臨床心理士になったわけで。それでも、まだまだ勉強不足だと思っているし、これからもずっと勉強をしていきたいと思っている。

けれど公認心理師の資格は、現時点では更新制度がないため、取ってしまえばずっと国家資格をもっていると名札をつけることができるわけで、そんな国家資格に、もし自分よりまだまだ勉強不足だと思われる人が合格してしまったら、果たしてどうなのだろう? と思うわけで。すごく、モヤモヤと嫌な感情が自分の中に漂っているのを感じては、また気分が悪くなる感じがする。

ただ、試験を受けてみて感じたことは、案外難しかったし、もし6割以上の正答率で合格ならば、それなりに勉強していないと6割正答はできないのではないか、とも思った。

ちなみに自分は、6割以上は取れたと思うが、7割は取れなかった感じ。まあ、知識問題とケース問題の点数配分や、2問で答えるところを1問でも正解したら加点してくれるかどうかなどで、点数はだいぶ変わってくると思うし、インターネットで調べても、確実な正答が分からない箇所もあるという、ある意味難解な問題もあったし、結局、結果発表を待つしかないのだけれど。

さらに悔しいのは、7割ぐらいは確実に取れるくらい、もっと力をつけたいなぁ、とも思った。

11月30日まで、しばらくモヤモヤは続くぅ~。